内閣不信任案 読み:ナイカクフシンニンアン
とは、
概要
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内閣不信任案は、内閣に対して「信任できない」という意思を国会の場で表明するための議案を指す。
提出された時点ではまだ「案」の段階であり、採決が行われて可決された場合に「内閣不信任決議」となる。
衆議院だけが表明できる理由
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内閣不信任案を提出できるのは衆議院に限られる。
衆議院は任期が短く解散もあるため、常に最新の国民の意思を反映する議院とされ、内閣はその信任を基盤として存立する。
衆議院で不信任案が可決されれば、内閣総理大臣は総辞職するか、衆議院を解散して総選挙を行うかを選択しなければならない。
この仕組みによって、内閣は国民の代表である衆議院の意思を尊重せざるを得なくなる。